ゼヒトモは、リフォームから習い事まで扱うマッチングサービスです。外壁塗装のカテゴリもあります。
この記事は、公式サイトに公開されている数字と、事業者向けページの料金表を確認して書いています。あわせて、私が13社から見積もりを取って10社の見積書を並べたときのデータと照らします。

外壁塗装のプロは8,544人
公式サイトによると、外壁塗装(補修・工事)業者として登録されているプロは8,544人です(2026年9月時点)。サービス全体では、月に25,000件以上の依頼が届いていると公表されています。
流れはこうです。
- 依頼者が、工事の内容や希望を入力する(10以上の質問に答える形式)
- AIの自動マッチングで、条件に合う事業者とつながる
- 事業者から連絡が来て、やり取りを始める
一括見積もりサイトのように、運営のアドバイザーが電話で条件を聞き、業者を割り振る形ではありません。条件を細かく入力しておくほど、合う事業者とつながりやすい仕組みです。
いちばんの特徴は、事業者の費用のかかり方です
ゼヒトモは、事業者向けページで料金を公開しています。
| 項目 | 事業者が払う額 |
|---|---|
| 初期登録料 | 0円 |
| 月額利用料 | 0円 |
| 仲介手数料 | 0円 |
| 成約手数料 | 0円 |
| 見込み客への初回メッセージ送信 | 167円(税込)〜 |
つまり、事業者が払うのは「連絡を取るとき」だけです。工事が100万円でも300万円でも、運営に払う額は変わりません。
これは、ほかのサービスと比べるとはっきり違います。
| サービス | 事業者が払う手数料 |
|---|---|
| ゼヒトモ | 初回メッセージ167円〜。成約手数料は0円 |
| ミツモア | 成約手数料8〜35%(税込8.8〜38.5%) |
| 一括見積もりサイト | 業界平均10〜20%(ある運営会社の公表値) |
300万円の工事なら、10〜20%で30万〜60万円です。その差が、そのまま見積書に反映されるとは限りません。業者は浮いた分を利益にすることもできます。ただ、費用の構造が違うことは知っておいて損はありません。

費用の目安も公開されています
塗料ごとの㎡単価が出ています。
| 塗料 | ㎡単価 | 工期 |
|---|---|---|
| アクリル | 1,600円〜 | 4〜7日 |
| ウレタン | 1,750円〜 | 5〜7日 |
| シリコン | 1,900円〜 | 5〜7日 |
| ラジカル制御型 | 2,250円〜 | 2〜4日 |
| フッ素 | 2,900円〜 | 5〜7日 |
| 無機 | 3,200円〜 | 5〜7日 |
株式会社Zehitomo調べ、2023年11月時点と注記されています。3年前の数字なので、今の相場とは差がある可能性があります。
参考までに、私が受け取った見積書では、屋根の㎡単価が1,550円から3,940円まで開きました。塗料のグレードが違うので単純には比べられませんが、幅の出方は似ています。

自治体の補助金情報が載っています
これは他のサービスで見かけない機能です。外壁塗装のページに、自治体ごとの助成金・補助金が実施中のものまで一覧で載っています。
たとえば東京都文京区の「高日射反射率塗料施工費助成」なら、対象者・対象工事・受付期間・問い合わせ先の電話番号まで書かれています。
助成金は自治体ごとに条件が違い、探すのが面倒な情報です。申し込む前に自分の地域を確認するだけでも、使う価値があります。
監修しているプロも「一式」を避けろと言っています
ゼヒトモのページには、1級塗装技能士の方のコメントが載っています。見積もりを見るときのポイントとして、こう書かれていました。
塗装回数・面積などの施工内容や、費用の内訳などがきちんと記載されているかは確認するようにしてください。
ゼヒトモ 外壁塗装(補修・工事)業者のページより
これは、私が10社の見積書を並べて言い続けていることと同じです。
私の見積書では、こうなっていました。
- 足場の数量:380㎡から556㎡まで、1.46倍
- 屋根の数量:189㎡から300㎡まで、1.6倍
- 諸経費:0円の会社が3社、残り7社は2万〜15万円
数量と内訳が書かれていない見積書は、高いか安いか検証できません。どの経路で業者を見つけても、ここは変わりません。
確認したほうがいい点が3つあります
1. 8,544人は、外壁塗装の専門店の数ではありません
ゼヒトモは総合リフォーム・内装・外構・クリーニング・解体など幅広いカテゴリを扱っていて、1つの事業者が複数のカテゴリに登録できます。
外壁塗装のページに出てくる会社が、塗装を専門にしているとは限りません。工務店やリフォーム会社が下請けに出す場合、間に1社入るぶん中間マージンが乗ります。
2. 連絡は事業者から来ます
事業者は初回メッセージに課金されるので、無差別に送ってくることは少ない仕組みです。ただ、連絡が来る形であることに変わりはありません。何社から来るかは、地域と条件によります。
そして、申し込んだら、届いた提案には目を通してください。ここを放置すると、条件を細かく入力した意味がなくなります。提案には事業者名・作業の内容・金額の考え方が書かれているので、会う前に絞り込める材料になります。合わないと思えば、返事をしないまま終えても構いません。
3. 費用の目安は2023年11月時点です
塗料も足場も、その後に資材価格が上がっています。目安として見て、実際の金額は現地調査後の見積書で確認してください。
向いている人・向いていない人
向いている人
- 条件を細かく入力して、合う会社とつながりたい方
- 工事金額に比例した手数料が乗らない仕組みを選びたい方
- 自分の地域の補助金も調べたい方
向いていない人
- 塗装専門の会社だけに絞って見てもらいたい方
- 運営のアドバイザーに相談しながら進めたい方
- アパートや店舗など、規模の大きい建物の方
まとめ
- 外壁塗装のプロは8,544人。サービス全体で月25,000件以上の依頼
- 事業者が払うのは初回メッセージの167円〜だけ。成約手数料は0円
- 塗料別の㎡単価も公開(ただし2023年11月時点の数字)
- 自治体の補助金情報が載っているのは、ほかにない利点
- ただし登録されているのが塗装専門店とは限らない
どの経路で会社を見つけても、見積書の数量・単価・塗料名を確認するところは同じです。
申し込みから提案を読むところまでで、だいたい1週間です。そこまでやって、はじめて比べられる材料がそろいます。


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