外壁塗装で「悪徳業者」と呼ばれる会社が減らないのには、業界の構造的な理由があります。
私はリフォーム営業を5年、施工管理(現場監督)を4年やってきました。売る側にいた9年間で見てきたことと、自分が施主として13社に会って分かったことの両方から書きます。
先に結論を書くと、見分け方の多くは工事が始まる前に分かります。契約したあとでは取り返しがつかないので、確認する場所を順番に説明します。
悪徳業者が減らない理由|外壁塗装の多重下請け構造
外壁塗装はトラブルが多い工事です。後悔しない、失敗しないコツは時間をかけてじっくりと複数の業者から選ぶことです。
川東(運営者)外壁塗装は良い業者を選ぶことが成功の近道です。
時間をかけて業者を選ぶことで誤った判断を避けられます。
本記事で紹介する業者の見極め方をしていくと時間がかかります。大金を支払う価値のある業者を見つけるためには、時間をかける必要があります。
外壁塗装は相談件数が多い

または契約時に定めた性能を満たしていない状態
出典:住宅相談統計年報2021
表はリフォームに関するトラブルの内訳です。該当事象に「外壁」「屋根」が多くの割合で占めています。この中に、外壁塗装に関するトラブルが多いです。
雨漏り工事で、知識不足の業者が塗装をしてより深刻になる場合もあります。「はがれ、ひび割れ、汚れ、性能不足」は塗装の施工不良で生じます。住宅のリフォーム全体で、外壁・屋根のトラブルがかなり多いことを知ってもらい、慎重に業者選びをしてください。
外壁塗装は下請けが工事をするのが当たり前な業界【多重構造】


元請け会社から下請け会社、下請け会社から孫請け会社、に仕事が依頼されていく際にマージンが発生します。
契約をした元請け業者に100万円支払う。
→元請け業者は下請け業者に70万円で仕事を依頼。
→下請け業者は孫請け業者に50万円で仕事を依頼するといったこともよくあります。
こういった多重構造が原因で、言ったことが伝わらないや、孫請け業者が50万円だと利益がでないため手抜き工事するトラブルが発生します。自社施工といっている会社は、自分の会社に職人がいるので下請けなどの他社に依頼しません。
そのため自社施工の業者はおすすめです。
どんな業者に頼むのが良い?
外壁塗装をしようと思ってもどういった業者に依頼をすればいいのか分からないことが多いと思います。
業者は大きく分けて3種類に分類されます。
| 業者の種類 | 規模 | 費用 | 保証 | 施工 |
|---|---|---|---|---|
| ハウスメーカー・工務店 | 新築からリフォームと家全般 | 高い | 保証に安定感がある | 下請け |
| リフォーム業者 | リフォームに関する仕事 | 相場か相場よりやや高め | バラツキがある | 下請けが施工 |
| 外壁塗装の専門業者 | 建物の塗装を専門とする業者 | 比較的安い | 保証が弱い会社が多い | 自社施工が多い |
家を建てたハウスメーカー・工務店で外壁塗装をお願いする場合が多いと思います。今までの信頼や安心感があり、メンテナンスの時期になると定期的に連絡がきて依頼する流れです。
外壁塗装の専門業者はブランド力がないため
- 初めて依頼するときは不安
- 規模が小さく見つけづらい
- なんとなく依頼しづらい
ハウスメーカー・工務店も実際に工事するのは塗装の専門業者なので、同じ工事をしてもマージンがない専門業者に頼むほうが安いです。
同じ職人が塗装をして、同じ仕上がりになるのなら安いほうが良いええな
川東(運営者)となると外壁塗装の専門業者がおすすめ
自社施工の専門業者しか加盟することが許されない外壁塗装パートナーズについて、下記の記事で詳しく解説しています。

会う前に良い業者を見分ける3つの方法

業者と会う前に、良い業者かを見極める方法を3つ紹介します。
- リフォーム瑕疵保険に加入しているか
- 実績公開のチェック
- 口コミを調べる
外壁塗装を依頼すると、最初に会うのは現地調査になります。現地調査とは見積書を作成するために、家の大きさや塗装面積、どういった工事が必要か確かめるために行います。
現地調査では敷地内に入り、外壁や屋根を調べるので、悪い業者だとそれだけでトラブルになる可能性があります。事前に業者について調べてもらうことでトラブルになる可能性を下げられる可能性が高いです。
リフォーム瑕疵保険に業者が入っているか
リフォーム瑕疵保険とは、塗装業者が登録し、工事完了後に第三者による検査を受けられる保険のことです。瑕疵とは「キズ」「欠点」のこと。
瑕疵保険の登録事業者はこちらの一般社団法人 住宅瑕疵担保責任保険協会の「登録事業者等の検索」から調べることができます。
義務ではない国土交通大臣の指定する住宅瑕疵担保責任保険法人が監修する保険に加入している塗装業者は少ないからこそ、加入している業者は期待できます。
業者がリフォーム瑕疵保険に登録していると以下のメリットがあります。
- 工事後に欠陥が見つかった場合、リフォーム業者が保険を利用して修理する。
- 工事で生じた欠陥が見つかったが工事業者が倒産している場合、保険法人に直接保険請求できます。
デメリットは保証金が高く、保証期間が短いことです。下の表が保証期間です。
| 条件 | 保証期間 |
|---|---|
| 構造耐力上主要な部分が基本的な耐力性能を満たさない場合 | 5年間 ただし、事故となる事由の③に起因した損害については1年 |
| 雨水の浸入を防止する部分が防水性能を満たさない場合 | |
| 上記以外の、社会通念上必要とされる性能を満たさない場合 | 1年間 |
外壁塗装の場合、保証期間は雨漏り工事を除けば1年間です。保険料も工事の種類や金額によって異なりますが、3万~6万円です。
施工実績を公開しているかをチェック
多くの外壁塗装業者はホームページ上で施工実績を公開しています。
- 施工実績が多く掲載されているか
- 工事中や各工程の動画や写真が掲載されているか
- 業者のこだわりに共感できるか
施工実績では、ビフォーアフターの実例紹介やお客様の声が掲載されています。気を付けるポイントは、情報がねつ造されていないかです。
- 「お客様の声」が文章だけ
- お客様の笑顔の写真だけ
- きれいすぎる写真
簡単にねつ造できることしか掲載していないサイトは、注意が必要です。良い業者は工事中や各工程の写真が掲載されていることがあります。ねつ造が難しく、信頼度の高い情報なので、腕に自信のある良い業者の可能性があります。
またホームページには業者のこだわりが載っています。
- どういった資格を持っているのか
- 保証にどれだけ力をいれているか
- どういった信念で塗装をしているか
- 提案にどのようなこだわりがあるか
過剰なサービスや、納得できないようなことが掲載されている業者は、なるべく避けたほうが安全です。
ネットで口コミを調べる
口コミを調べる際に重要なことは、すべての情報をうのみにしないことです。ネットの情報は間違っていることも多々あります。
一方、すごく頼りになる情報や、知りたいことが分かることもあり、気になる業者を事前に調べておくことをおすすめします。
川東(運営者)私がおすすめできるのは「リフォーム評価ナビ」です。
リフォーム評価ナビ
一般財団法人 住まいづくりナビセンターが運営しており、公正・中立なサイトです。
あまり参考にしにくいのは「金額」と「人柄」の記述です。人が感じた感想なので、偏った主観で書かれていることがあります。
金額は家の大きさ、使用した塗料、家の劣化状況により異なります。金額に対する感覚も人それぞれなので費用感を口コミで理解するのは難しいです。
「話しかけやすかった」や「親切だった」、「丁寧だった」など人柄に関するの口コミをよく見ますが、人によって感じ方は違うので参考にしにくいです。
注意点を抑えられると、すごく有益な情報をキャッチできます。
外壁塗装業者と話すときに見極める方法

はじめで業者と会うときどうしたらええん?
川東(運営者)良い業者を見極める上で、確認したい3つのポイントと4つの質問を紹介します
- 誠実な担当営業を見極める
- 保証や保険の年数と内容を確認
- アフターフォローを確認
4つの質問
- 近隣へのあいさつは「誰が」「いつ」しますか?
- 近隣への影響はありますか?
- 雨の日は作業しますか?
- 工事期間の延長はありますか?
誠実な担当営業を見極めるポイント
大切な家を任せる業者の担当営業が、誠実な対応をしてくれるかが重要なので確認しましょう。信頼できる営業マンを見極める5つのポイントを抑えて、第一印象や相性も含めて判断してください。
- 連絡がつきやすく、反応が早い
- 質問を的確に答えられる
- 知識不足を感じない
- 見積もりの内容を詳細に説明がある
- メリットだけでなく、デメリットの説明がある
要望や質問、見積もり書の内容、塗料の種類、工事方法などは、担当営業が対応するので信用できるかがすごく重要です。
もし担当営業に不信感や不安を覚えた場合は、だいたい良くないことが起ります。職人への伝達漏れや、知識不足からの施工不良など、言った言わないのトラブルに発展する可能性があります。
外壁塗装は知らないことが多いので不安なのは当たり前です。不安を解消するために、疑問点や不安点をガンガン質問することで、担当営業の対応を見ることができます。
保証の年数と内容を確認
外壁塗装は数十万円から100万円以上の大金を使う工事になるので、工事後の保証をしっかり確認しておきたいです。
主な保証は以下の3つです。
- リフォーム瑕疵保険
- 外壁塗装会社の自社保証
- 塗料メーカーの保証
リフォーム瑕疵保険
リフォーム瑕疵保険は上記で詳しく記載しています。リフォーム瑕疵保険とは、塗装業者が登録し、工事完了後に第三者による検査を受けられる保険のことです。
外壁塗装会社の自社保証
塗装を依頼する業者が行う、工事に対する保証のことです。独自保証やオリジナル保証など業者によって様々な言い方をしています。
自社保証は業者が決めるため、一見いいように見えても、中身がないこともあります。
- 保証年数は20年と長いが、お客さんが8割負担しないといけない。
- 保証年数は10年で保証内容も充実しているが、特定の塗料を使用した部分のみなど限定された場所しか保証されない
などがあります。
良く見えるけど、実際は中身のない保証を押し出して、契約を取ろうとする業者もいるので注意が必要です。
業者に確認する保証について
| 質問内容 | 回答例 |
|---|---|
| 保証年数は? | 1年、3年、5年、10年 |
| どういった状態で保証されるのか? | 塗料の剥がれ、変色、割れ、ふくれ |
| 保証箇所はどこ? | 外壁、屋根、付帯部(金属部、木部など) |
保証年数
保証年数が長ければ良いという分けではありません。20年や30年間保証するといってくる業者は、保証のハードルが高すぎることや、数年後には会社が無くなるといったトラブルの可能性が高いです。
良い年数を一概にはいえませんが、保証が10年以上には注意してください。
状態の保証
ほとんどは塗料の「剥がれ」に適用されることが多いですが、業者によって異なります。どういった外壁の状態を保証してくれるのかを契約前に確認しましょう。
塗装箇所
外壁や屋根の塗装部分に関してはほとんどの業者が保証範囲です。しかし、付帯部を保証していない業者もあるので確認しましょう。付帯部とは雨どいやベランダ、窓枠などの外壁・屋根以外の場所です。
特に付帯部の保証で注意すべきは、金属部と木部です。
塗装の剥がれが生じやすい部分になるので、腕に自信のない業者は保証したくないでしょう。
塗料メーカー保証
塗料メーカー保証とは、塗料メーカーが塗装された塗料にかけている保証です。塗料自体の保証のため工事の保証ではないため、塗料代金以上の保証はないです。
塗装工事後のフォロー体制を確認(アフターフォロー)
上記の保証と合わせて、工事後に定期的な点検があると安心です。
アフターフォローは工事後の1年、3年、5年、10年後と業者によって様々ですが、不具合があった場合に対応します。
川東(運営者)保証がしっかりしている業者であれば、保証内で対応してもらえるのもポイントです。
アフターフォローがしっかりしている業者は腕に自信があり、長く依頼者と良い関係を築く考えを持っています。長く会社を残し、良い評判を残そうとするので、良い業者が多い傾向です。
塗装工事をした箇所以外にも家の不具合を早期発見してもらえることもあり、早期発見で工事のコストを抑えることができます。
契約前に聞いておきたい質問
契約前の段階で質問する内容を決めておくと、各業者の対応の違いを見ることができます。
各業者に同じ質問をすることで「いまいち納得できない」「返答が的確ですごい」など感じることがあるので業者を絞ることができます。
- 近隣へのあいさつは「誰が」「いつ」しますか?
- 近隣への影響はありますか?
- 雨の日は作業しますか?
- 工事期間の延長はありますか?
質問を的確に答えてもらえる業者を選んでもらいたいです。下記に回答例を記載しているので参考にしてください。
優良な業者かを判別する3つのポイント

ホームページを見て「カッコイイ」「おしゃれ」「洗練されている」と第一心象は、それだけで良い業者に見えてしまいます。しかし、お金さえ払えば見た目の良いサイトはできまうので、中身を見て優良な業者かを判断するためには下記が重要になります。
- 施工実績の見方
- お客様の声の見方
- ブログの見方
施工実績は「作業中の写真が載っているか」を見る
外壁塗装業者のホームページには「施工実績」や「施工事例」があります。
多くの場合は施工前のビフォー写真と施工後のアフター写真が掲載され、どういった外壁塗装をしているのかの参考になります。どこを見ていくか、それぞれ確認しましょう。
- 各工程の作業を掲載している
- 簡単にねつ造されにくい写真を使用
- 良い施工実績のポイント
各工程の作業写真が載っているか
各工程の作業をしている写真や動画はねつ造されにくいので信用できます。各部位の作業前→作業中→作業後の写真があることで、どういった工程の作業をしたのか確認できます。
写真の掲載は依頼主の許可が必要なので、掲載している業者は、依頼主との関係が良好でないとできません。良好な関係が工事後も築けているということは、外壁塗装にも満足しているからでしょう。
作業中の写真は腕に自信がある可能性が高いです。細かく作業中の写真を載せることで、手抜き工事をしていない証拠のため安心感があります。
簡単にねつ造されにくい写真を使用している

デジタル写真は簡単に加工できてしまいます。加工ぐらいならスマホのアプリでもワンタッチでできる。上の図のようにワンタッチで空だって簡単に変えることができます。
注意するのは、外壁の色や明るさを加工している写真です。
全く同じ写真を加工しているだけとすぐにバレるので、すこし角度を変えた写真を加工して使用しています。目的は施工実績はない業者が、実績を多く見せるため、ビフォーアフター写真を掲載することで信用してもらうためです。
ちょっと角度を変えた写真なのかは次を確認できます。
- 影の位置
- 車の位置などの位置
- 写っている木の形が同じ
お客様の声は「手書きのアンケート」を見る
ホームページには「お客様の声」が掲載されていることが多いです。信用できるお客様の声を見ていきましょう。
- 手書きのアンケートを掲載
- 施工後の家と客さんが一緒に写っている写真
手書きのアンケートを掲載
アンケート用紙に手書きで回答しているものを、そのまま掲載している場合がねつ造しにくいです。一方、文章だけのテキストの「お客様の声」を見ることがありますが、文章だけなので簡単に手を加えることができます。
手書きだと筆跡や、文章の書き方の違いがあるので、同じ物があると違和感を感じる。
施工後の家とお客さんが一緒に写っている写真

外壁塗装した家を背景に、お客さんとスタッフが一緒に写っている写真は説得力があります。
先述したように、サイトに掲載してもいいと言ってもらえるような関係が築けているのは、優良な業者の証拠です。逆にお客さんの満面の笑顔の写真だけを掲載していたり、一眼レフで撮ったようなキレイすぎる写真の場合は、フリー素材サイトの画像を使っている可能性があります。
フリー素材とは無料で使用することのできる画像のことです。
スタッフ紹介をホームページでしている業者は、お客さんと一緒に写っていることが多いです。そういった業者は、職人や社員の入れ替わりが少ないので安心感があります。
ブログは「包み隠さず書いているか」を見る
近頃の外壁塗装業者のホームページにはブログが設置されてることが多く、更新頻度が多い傾向があります。信頼度が高い情報を載せているブログには下記のような隠しておきたいようなことが書いてあります。
- お客様に怒られたこと
- お客様の生の声
- 失敗したこと
こういったことを隠さずに書けるのは、しっかりお客さんと向き合って、問題を解決して良い関係が築けているからこそです。お客様の生の声も、ウソを書くとそのお客様からの信頼も無くなってしまいます。
川東(運営者)ブログには業者の考えや姿勢が見え、良い判断材料になります。
悪徳業者の特徴と見分け方

外壁塗装業界には悪い業者が多く存在します。なぜかというと簡単に会社をつくれて儲かるからです。素人でも会社を作って、塗装を受注できれば塗装職人に安い金額で下請けを依頼すれば外壁塗装ができます。
「30年保証で、今だけ特別割引!」などといって、塗装工事が終われば会社を潰して、新しい会社で同じ手口を使う。会社がいったん潰れているので保証が無くなり、施工不良があっても連絡もつかないってこともあるので、業者は慎重に時間をかけて選ぶのが本当に大切です。
要注意な表現
悪い業者には、ある程度共通したセールストークが存在します。どんなに担当者が誠実そうに見えても、下記に書いてる言葉に似た表現を使用した場合、注意してください。
- 不安をあおる表現
-
- 家がダメになりますよ
- このヒビから雨漏りします
- 放っておくと大変です
- 大幅な値引きの表現
-
- 今日決めてもらえば特別価格に
- キャンペーン期間中なので
- モニター価格で
- 誇大表現
-
- 半永久的に塗り替えはいりません
- 30年保証します
不安をあおる表現
突然訪問してきて、不安をあおってくる業者は要注意です。かなり大きいヒビがない限りすぐに家が壊れることはないので、急いでに契約はしないでください。重要なのは複数社に家を見てもらうことです。
大幅な値引きの表現
10万円以上の値引きは、値引き前提で元の値段を高く見積もっている可能性があります。
値引きされると嬉しいですが、外壁塗装は値引きが難しい工事です。業者が仕入れるのは塗料だけで、大部分は足場代と人件費です。もともと適正な価格の業者では値下げする余地が少ないので、10万円以上の値引きは注意が必要です。
着地点を100万円と決めて、最初は150万円の提示をして最初は30万円割引をします。契約できなければ次は20万円割引のような手段を使ってきます。
誇大表現
誇大表現は「元から保証する気がない?」「保証の条件がかなり限られている?」「会社を潰す前提ではないか?」を疑ってください。
半永久的や30年保証はできないので、そもそも直す気がないです。
オリジナル塗料
オリジナル塗料は性能が分からないので、販売をしてくる業者はおすすめできません。
メーカーの塗料の場合、カタログやホームページに耐久年数、どういった特徴や機能があるか記載されているので信用できます。オリジナルの塗料はデータがなく第三者からの評価もないので信頼性に欠けます。
- 「うちのオリジナル塗料は耐久年数が30年です」
- 「雨で汚れを洗い流す特殊機能がある」
などと言っても本当のことは分からず、調べようもないです。
契約を急かしてくる
業者選びは時間をかけて慎重にすることが大切です。
- 「今日契約すると〇万円割引」
- 「今なら足場代が無料」
- 「すぐ塗装しないと家がダメになりますよ」
と言って、契約を急かしてくる業者はお断りしましょう。
複数社から見積もりをもらわれることで、不都合な点が浮き彫りになることを恐れている可能性もあります。自信のある提案をした見積書で、依頼者の立場に寄り添った業者なら、よっぽど緊急な状態でない限り急がさないです。
費用を全額先払い
外壁塗装やリフォームをする際に支払方法も業者を見極めるポイントになります。
多くは施工後に一括後払いですが、施工前の先払いには注意が必要です。
| タイミング | ポイント |
|---|---|
| 施工後に一括支払い | ・外壁塗装でもっとも多く、一番安心な方法 ・支払いが施工後なので、途中放棄されません |
| 施工前、施工後に1回ずつ | ・費用を半分ずつに分けて支払う方法 ・リスクを抑えられ、双方にメリットがある方法です |
| 施工前に一括支払い | ・持ち逃げをされる可能性があり危険 ・デメリットしかなく、依頼してはいけない業者 |
- 外壁塗装の業者の選び方7ステップ
契約までに確認する順番を、最初から順に知りたい方はこちら - 外壁塗装はどこに頼む?業種別に比較
専門店とホームセンター、どこに頼むか迷っている方はこちら - 外壁塗装でやってはいけない業者選び9つ
やってはいけないことだけ先に知りたい方はこちら
足場は総額の1〜2割を占めます。同じアパートに10社が出した数量は380㎡〜556㎡で1.46倍。「(外周+8m)×高さ」で自分でも確かめられます。
外壁塗装の足場の構造と相場|同じ建物で数量が1.46倍ちがった話
悪徳業者を避けるためのまとめ
契約前に確認できることを並べます。
- 訪問営業には、その場で返事をしない
- 「今日だけ」「モニター価格」と言われたら、いったん止める
- オリジナル塗料など、成分や耐用年数を確認できない商品は避ける
- 費用の全額先払いを求める業者とは契約しない
- リフォーム瑕疵保険に入っているかを聞く
- 施工実績に、完成写真だけでなく作業中の写真があるかを見る
契約後に「騙されたかもしれない」と思ったときの確認手順は、外壁塗装の業者の選び方の後半に書いています。訪問販売ならクーリングオフの対象です。
私が実際に13社から受け取った見積書は外壁塗装13社に依頼した結果で公開しています。数量の水増しがどう見えるかは、実物を見るのがいちばん早いです。


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