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外壁塗装の一括見積もりサイトに出てきた新サービス3社|手数料5〜10%を公表

外壁塗装の一括見積もりサイトに新しく出てきた3社。ペイプロ、gaiheki+、外装工事ヒカークを2026年8月に調査した記事のアイキャッチ

外壁塗装の一括見積もりサイトを42社まで調べていますが、2025年から2026年にかけて、これまでの記事に入っていなかったサービスが出てきました

この記事では、新しく確認できた3つのサービスを調べた結果をまとめます。私はこの3つを実際に使ってはいないので、公式サイトに書かれていることと、運営会社が公開している情報だけを根拠に書きます。

この記事で分かること
  • 新しく出てきた3サービス(ペイプロ/gaiheki+/外装工事ヒカーク)の中身
  • そのうち1社が公表した手数料5〜10%という数字の意味
  • 一括見積もりサイトの手数料は、結局だれが払っているのか
  • 紹介社数が「2社だけ」のサービスをどう見るか
もくじ

新しく出てきた3つのサービス

まず、3つの基本情報を並べます。すべて公式サイトの記載です。

サービス名運営会社加盟店数最大紹介社数扱う工事
ペイプロクラサポ株式会社650店舗
(2025年7月1日時点)
2社外壁塗装
gaiheki+
(ガイヘキプラス)
madoguchi株式会社非公表非公表外壁塗装・屋根塗装
外装工事ヒカーク株式会社shalcfield非公表非公表屋根塗装・葺き替え・外壁塗装・外壁補修・防水

加盟店数を公表しているのはペイプロだけです。残り2社は数を出していないので、自分の地域で紹介してもらえるかどうかが読めません

gaiheki+ が公表した「手数料5〜10%」は何を意味するのか

3社のなかで、いちばん注目したのはgaiheki+(ガイヘキプラス)です。サービスの使い勝手ではなく、加盟店から取る手数料を公表している点が理由です。

運営会社が自分で「業界平均は10〜20%」と書いている

運営元のmadoguchi株式会社は、塗装業者に向けたページで、自社の手数料をこう説明しています。

madoguchi株式会社が公開している内容
  • 加盟店から受け取るのは成約金額の5〜10%(契約プランにより変動)
  • 業界平均は10〜20%と比較して低い設定だとしている
  • 月額料金と成約手数料の形式で、見積もり依頼が増えても追加料金はかからない

出典:madoguchi株式会社の公式サイト(2026年8月31日に確認)

私が調べた範囲では、加盟店から取る手数料の率を公表している一括見積もりサイトは、ほとんどありません。業者向けのページを見ても「成果報酬型」とだけ書いて、率を出さないのが普通です。

300万円の工事なら、30万〜60万円が手数料に消える計算になる

この「業界平均10〜20%」という数字を、実際の工事金額に当てはめてみます。

工事金額手数料が10%の場合手数料が20%の場合
100万円10万円20万円
200万円20万円40万円
300万円30万円60万円

これは、あなたが直接払うお金ではありません。一括見積もりサイトの利用料は無料で、手数料を払うのは紹介された塗装業者のほうです。

ただし、業者はその手数料を、どこかで回収しなければ商売になりません。回収できる場所は、材料費か、手間(人件費)か、あなたに出す見積もり金額のどれかです。

この手数料は、結局だれが払っているのか

私は塗装の現場に9年いましたが、工事の原価は、そこまで自由に削れるものではありません。塗料の量は塗る面積で決まりますし、足場も実際の見積書を見るかぎり、業者による単価の差はそこまで大きくありません。

削りやすいのは手間です。塗る回数を減らす、乾燥時間を待たない、下地の処理を省く。手抜き工事と呼ばれるものは、たいてい手間を削った結果です

だから比べる相手が要る

手数料そのものは、悪いものではありません。集客にはお金がかかります。

問題になるのは、その分が上乗せされた金額かどうかを、1社だけ見ても判断できないことです。私が13社から見積もりをもらったときも、同じ家なのに金額に大きな差が出ました。

つまり、手数料が乗っているかどうかを見抜く方法は、複数社に出させて並べること以外にありません。一括見積もりサイトを使う意味は、そこにあります。

逆に言えば、紹介が1社で終わってしまうサービスは、この目的には向いていません

ペイプロの「2社だけ紹介」をどう見るか

ペイプロ(クラサポ株式会社)は、厳選した2社のみを紹介すると公式サイトに書いています。5社や8社を紹介するサービスが多いなかでは、めずらしい設計です。

公式サイトで確認できた内容はこうです。

  • 加盟店は650店舗(2025年7月1日時点)で、全国47都道府県に対応
  • 審査は「Google口コミ高評価、厳選な審査をクリアした業者」とあるが、具体的な基準は公開されていない
  • 業者探し・見積もりチェック・助成金調べを代行する専任担当がいる
  • 各社の口コミ・施工事例・保証内容を比較できる

2社という数は、電話が鳴りやまないのが嫌な人には向いています。一括見積もりサイトで最も多い不満は、登録した直後にいっせいに電話がかかってくることだからです。

一方で、2社では相場が分かりません。2社の金額が近ければ「これが相場だ」と思ってしまいますが、その2社がそろって高いのか安いのかは、2社を見ても判断できません。先ほどの手数料の話でいえば、比べる材料が足りないということです。

2社紹介が向いている人・向いていない人
  • 向いている:電話の本数を減らしたい人、すでに相場観がある人
  • 向いていない:はじめての外壁塗装で、金額の見当がまったくつかない人

外装工事ヒカークは、まだ判断材料が少ない

外装工事ヒカーク(株式会社shalcfield)は、屋根塗装・屋根の葺き替え・外壁塗装・外壁補修・防水工事を扱うサービスです。外壁塗装だけでなく、屋根や防水まで含んでいるのが特徴です。

ただし、判断に必要な情報が公開されていません。

  • 加盟店数の記載がない
  • 最大紹介社数の記載がない
  • 対応エリアの記載がない(公式サイトの施工事例は東京都・愛知県・大阪府)

加盟店については「クレームの多い業者は加盟店から除名」「無理な営業活動は禁止」と書かれており、運営側で管理する姿勢は示されています。ただ、加盟店数が分からないと、自分の地域に業者がいるかどうかが分かりません

屋根や防水もまとめて頼みたい場合の選択肢にはなります。ただ、屋根の金額の目安は屋根塗装の費用相場で実際の見積書を公開しているので、先にそちらで相場を掴んでおくことをおすすめします。

3社を、今の時点でどう見るか

2026年8月時点での評価です。

サービス現時点の評価理由
gaiheki+情報公開の姿勢は評価できる手数料率を公表しているサイトはほぼない。ただし加盟店数が非公表で、紹介力は読めない
ペイプロ比較の材料としては物足りない650社と規模は公表しているが、紹介が2社では相場が掴めない
外装工事ヒカーク判断材料が足りない加盟店数・紹介社数・対応エリアがいずれも非公表

3社とも、いまの時点で1番におすすめできる段階ではありません。加盟店数や紹介社数が公表されないと、あなたの地域で機能するかどうかが分からないからです。

それでもgaiheki+ が手数料率を公表した意味は大きいと思っています。この業界は、業者がいくら払っているかを利用者に見せてきませんでした。その数字が1つ出たことで、見積もり金額に何が乗っているのかを、具体的に話せるようになりました

結論

一括見積もりサイトは、手数料が乗っていても使う価値があります。1社だけで判断するより、複数社を並べたほうが結果的に安くなるからです。

大事なのは紹介社数が確保できるサービスを選ぶことです。42社を点数化した外壁塗装一括見積もりサイトランキングで、加盟店数と紹介社数を比べてください。

なお、業者そのものの見極め方は外壁塗装の悪徳業者の見分け方にまとめています。どのサイト経由で会っても、最後に判断するのは自分です。

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