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くらしのマーケットの外壁塗装は大丈夫?1,149件の中身と、作業範囲が決まっている強み

くらしのマーケットの外壁塗装を検証するアイキャッチ。作業範囲が決まっている強み

エアコン掃除や不用品回収で知られるくらしのマーケットに、外壁塗装のカテゴリがあります。

100万円を超える工事を、エアコン掃除と同じ画面で頼んでいいのか。気になるところだと思います。

この記事は、公式サイトに公開されている内容を確認し、自分が13社から見積もりを取って10社の見積書を並べた経験と照らして書いています。

結論から言うと、仕組みには他にない強みがあります。ただし、それだけで選べるわけでもありません。

もくじ

出品されているのは1,149件

外壁塗装のカテゴリには、2026年9月時点で1,149件のサービスが出ています。事業者が自分でページを作り、料金と口コミを並べて掲載する形です。

公式サイトは「3つの安心」として、次を挙げています。

  • 口コミで選べる
  • 事業者を自分で選べる
  • 高額案件は、第三者が現地調査をする

3番目が、ほかにはない仕組みです。

いちばんの特徴は「第三者が現地調査に来る」ことです

高額な工事の場合、施工する会社ではなく、第三者が現地調査を行うと書かれています。その場で契約を迫られたり、不当な請求をされたりする心配がない、という説明です。

調査したデータをもとに、複数の店舗から相見積もりを取ることもできます(第三者の調査員を派遣できない場合もある、と注記があります)。

これは、私が受けた現地調査とは違う形です。

私の場合は、10社それぞれが現地に来て、それぞれが測りました。その結果、同じ建物なのに足場の数量が380㎡から556㎡まで、1.46倍ちがいました。屋根の面積も189㎡から300㎡まで、1.6倍です。

測る人が会社ごとに違えば、数量も変わります。1回の調査データを共有して相見積もりを取れるなら、この差は起きません。条件がそろうという意味で、これは合理的な仕組みです。

作業範囲が最初から決まっているのは、大きな強みです

もう1つ感心したのが、すべての出品に共通の作業内容が決められていることです。公式ページに、こう書かれています。

  • 見積書に使用する塗料など資材のメーカー名、商品名を記載
  • 作業内容を事前に説明
  • 足場設置と撤去/養生/高圧洗浄
  • ヒビ補修/下地調整
  • 外壁および屋根の下塗り・中塗り・上塗り
  • すべての付帯部の下塗りと上塗り
  • コーキング補修は既存コーキングの撤去・下処理・打ち替え
  • 縁切りまたはタスペーサー取り付け
  • 廃材の処分/作業後の確認/作業場所の簡易清掃

これが、なぜ強いのか。

私が受け取った10社の見積書は、ここが会社によってバラバラでした。

  • タスペーサーを計上した会社と、していない会社があった(入れた会社は16.4万円)
  • 屋根の高圧洗浄を別行にした会社と、外壁とまとめた会社があった
  • 「付帯部一式」としか書かない会社があった
  • コーキングを打ち替えるのか増し打ちなのか、読み取れない見積書があった

作業範囲が決まっていれば、そもそも比較の前提がそろいます。「一式」と書かれて中身が分からない、という事態は起きにくくなります。

相場も公開されています

坪数別の費用と、塗料別の㎡単価が出ています。

坪数塗装面積費用相場
20坪約79㎡40万〜90万円
30坪約119㎡60万〜100万円
40坪約158㎡80万〜130万円
50坪約198㎡100万〜160万円
60坪約238㎡120万〜200万円
塗料(耐用年数)㎡あたりの相場
アクリル(約5〜8年)1,000〜1,800円
ウレタン(約8〜10年)1,700〜2,500円
シリコン(約10〜15年)2,100〜3,500円
ラジカル(約8〜16年)2,200〜4,000円
フッ素(約15〜20年)2,000〜5,000円
無機(約20〜25年)3,500〜5,500円

参考までに、私の見積書では屋根の㎡単価が1,550円から3,940円でした。外壁と屋根で条件が違うので単純に比べられませんが、幅の出方は似ています。

それでも、確認したほうがいい点が3つあります

1. 口コミの件数は、外壁塗装の実績とは限りません

くらしのマーケットも、1つの事業者が複数のカテゴリに出店できます。外壁塗装の一覧に並ぶ会社が、ハウスクリーニングでも出店していることがあります。

口コミの件数と点数ではなく、外壁塗装の口コミが何件あるかを見てください。

2. 第三者の現地調査は、必ず付くわけではありません

「高額案件の場合」と書かれており、調査員を派遣できない場合もあると注記されています。自分の工事が対象になるかは、申し込む前に確認してください。

3. 工事の規模が大きいと、書かれている相場から外れます

公開されている相場は戸建て向けです。私のアパート(8室・225㎡)は、10社の見積もりが160万円から458万円でした。アパートや店舗は、坪数の表からは判断できません。

向いている人・向いていない人

向いている人

  • 口コミを読んで、自分で会社を選びたい方
  • 営業の電話を受けたくない方(自分で選んで連絡する形です)
  • 作業範囲が決まっている状態で頼みたい方

向いていない人

  • どの会社がいいか分からず、選ぶところから任せたい方
  • アパートや店舗など、規模の大きい建物の方
  • 塗装専門の会社だけに絞って見てもらいたい方

結局、見積書で見る場所は同じです

どの経路で会社を見つけても、確認することは変わりません。

  • 数量が㎡で書かれているか(「一式」では検証できません)
  • 塗料のメーカー名と商品名が書かれているか
  • 足場にシートや養生が含まれるのか、別なのか

私の10社では、足場の単価が行の取り方で㎡550円にも690円にも見えました。どの数字で比べているかをそろえないと、安い会社を見誤ります。

10社の見積書を、項目ごとにそのまま公開しています

まとめ

  • 外壁塗装のカテゴリがあり、2026年9月時点で1,149件の出品
  • 高額案件は第三者が現地調査をする。数量の前提がそろうのは利点
  • 作業範囲が共通で決められている。「一式」で中身が分からない事態が起きにくい
  • ただし口コミ件数は全カテゴリの合計。外壁塗装の口コミを読む
  • アパートや店舗は、公開されている相場の表から外れる

自分で選ぶのが難しいと感じるなら、塗装専門の会社を紹介してくれるサービスと併用する方法もあります。私は5つの一括見積もりサイトを使って13社を紹介してもらい、10社の見積書を比べました。

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