【外壁塗装の9割以上は業者選びで決まる】見極める7つのポイント

「外壁を塗り替えたいけど、業者をどうやって選べばいいのか分からない」これは、正解もなければ、答えもない悩みです。

100万円前後、場合によっては200万円以上の大きい支出になるので、なるべく安くすませたい。

同時に「100万円も払ったのだから良い外壁塗装をしてほしい」と思われているでしょう。

この記事ではこれから業者を選ぶ方にとって、少しでも参考になるようなポイントをお伝えします。

この記事で分かる7つのポイント
  1. 時間をかけて業者選びをする
  2. どのようなリフォームをするかで塗装業者が変わる
  3. 見積もりを3社以上から取ると相場感がわかる
  4. 誠実で信用できる営業マンの見極め方
  5. リフォーム瑕疵かし保険が重要
  6. 信頼できる業者は建設業許可証・塗装技能資格・近隣対策を見る
  7. 施工実績をチェック

外壁塗装は悪い業者や、手抜き工事が多い工事の代表格。

分かった時点では手遅れですので、信頼できる会社の基準と業者選びにより多くの時間を使うことが大切です。

ステ次郎

業者選びに成功すると、後は安心して任せるられます

まずは外壁塗装の全体を知りたい、基本を知りたいと考えている場合は以下から読むことをオススメします。
>>外壁塗装の基本がわかる、自分を守るために必要な最低限の知識。

もくじ

じっくり時間をかけて決める

業者を選ぶ基準を説明

時間をじっくりかけることで、全体を客観的に見ることができます。

とりあえず安くしたいとか、値段が高ければ質がいいといった考えはトラブルを招きやすいです。

この業界は「安かろう悪かろう」が根強く残っています。

それなのに、訪問営業の業者とすぐに契約したり、相見積もりをとらずにお願いするといった方が多く思えます。

本当に100万円払うだけの時間をかけて業者を選びましたか?

本当に工事内容に納得して、100万円を払いたいですか?

100万円といった値段だけでは質を判断できません。

しかし質が良ければ、必ず値段が高くなるわけでもありません。

質が良く、納得できる値段の業者を選んでほしいです。

重要なので何回も言います。

時間をかけて納得のいく業者を選んでください。

後で後述する保険、保証、相性、提案力、信頼性を踏まえて外壁業者を決めます。

外壁塗装業者の決め方は「どのような工事をしたいのか」を明確化

業者の値段を工事範囲をグラフ化

外壁業者にはハウスメーカー、工務店、リフォーム業者、塗装専門店があります。

自分にあった業者を選ぶにはどういった工事をするのかを決める必要があります。

工事の規模を考える

工事の規模とは下記のものがある

  • 外壁のみ塗装
  • 外壁・屋根を塗装
  • 内装を含めた内外装のリフォーム

工事の規模により依頼する業者がある程度の選別ができます。

内装と外壁の家全体をリフォームしたい場合

ハウスメーカー・工務店

ハウスメーカーと工務店は新築の工事を行える総合的な提案力があります。

値段は高くなりますが、それに見合う満足感があることが多いです。

ハウスメーカーで家を建てられた方は、ハウスメーカー独自の外壁塗料があるため、現状の外壁と同じにしたい場合はハウスメーカーのアフターサービスに相談してみてください。

外壁と屋根を塗装したい場合

リフォーム業者・塗装専門店

リフォーム業者と塗装専門店はリフォームに特化しているので専門性が高いです。

相談から工事まで一貫して行ってくれるところもあります。

リフォーム業者の規模にもよりますが、値段をおさえて工事ができます。

訪問営業は選択肢から取り除く

訪問営業はトラブルが起きやすいです。

実際に国民生活センターには毎年多くの相談が寄せられています。

スクロールできます
年度2018201920202021
相談件数7,2238,0018,7806,004(前年同期 5,876)
談件数は2021年12月31日現在(消費生活センター等からの経由相談は含まれていません)
※ここでは、「屋根工事」「壁工事」「増改築工事」「塗装工事」「内装工事」の合計を「リフォーム工事」としています。
出典(行政独立法人 国民生活センター

訪問営業と契約すれば、工事に問題なくとも、後で「手抜き工事されていないか?」など不安になります。

それでは納得いく外壁塗装ができてないです。

訪問営業に限ったことではないですが、こういった表現には注意してください。

不安をあおる表現

  • 家がダメになりますよ
  • このヒビから雨漏りします
  • 放っておくと大変です

あなただけに特別表現 

  • 今日決めてもらえば特別価格に
  • キャンペーン期間中なので
  • モニター価格で

誇大表現

  • 半永久的に塗り替えはいりません
  • 30年保証します

私がリフォーム営業しているとき、営業成績が良かったのは不安をあおる営業がうまいひとが多かったです。

替える必要のない、経年劣化で硬くなっただけのシーリング材を「放っておくと雨漏りするから、今すぐ替えるべきだ」と不安をあおるひどい営業マンもいました。

シーリング材とは外壁の窓のふちや、外壁材の間にあるゴムっぽい触感のものです。

訪問営業がきたら「そろそろ外壁塗装を考える時期か」と考えるぐらいでいいと思います。

業界の多重構造について知る

元請け業者かた下請け業者に流れる際のマージン発生図

元請け会社から下請け会社、
下請け会社から孫請け会社、
に仕事が依頼されていく際に、マージンが発生します。

図のようなマージンが一概に悪いとは言えません。
孫請け会社のような零細業者はこのような仕組みがないと食べていけません。

しかし多重構造が原因で、伝達ミスや手抜き工事といったトラブルになることがあります。

マージンには仲介料や管理費等が含まれます。

例えば100万円で契約した工事の場合、
元請けがマージンとして20万円を受けとり
下請けがマージンを15万円受けとる
すると孫請け会社は65万円で仕事を行うことになります。

となると、100万円払ったのに工事内容は65万円分となります。

差額の35万円にどのような付加価値があるのか。

そこでしか頼めない工事法や、後述する保証や保険が含まれて納得の100万円かが重要です。

塗装業者の比較

スクロールできます
業者値段自社施工内装工事
ハウスメーカーかなり高い下請けできる
工務店ハウスメーカーよりは安い下請けできる
リフォーム業者大きい会社では高くなる下請けできる
塗装専門店安い下請けの可能性アリできる業者もある

ハウスメーカー

  • 従業員や店舗、広告費が多く、規模が大きいため値段が高くなる。
  • 他にはない独自商品での塗装や、30年保証といった付加価値がる。
  • 値段に見合う工事をしてくれるかがポイント。

工務店

  • ハウスメーカーと同様の工事ができます。
  • 工務店と名前にあっても、ハウスメーカー並みの規模がある工務店もあり、値段が高くなることもある。
  • 基本的に地域密着の工務店はハウスメーカーよりも安くなります。

リフォーム会社

  • リフォームを一手に引き受けてくれます。
  • おすすめは地域密着のリフォーム業者。
  • 地域密着でやっているため、評価を下げるような工事が出来ないところが良いポイント。
  • 県外のリフォーム業者はアフターフォローが弱くなりやすいです。

塗装専門店

  • 中間マージンが発生しないため、値段が安くなります。
  • 塗装専門店といっても、自社施行ではなく下請けが工事することもあります。
  • いい塗装専門店を見つけづらいことがデメリットです。

どの業者もメリットとデメリットがあり、どこが良いとはいえません。

迷われている方で、外壁塗装だけの場合はリフォーム業者か塗装専門店に見積もり依頼をするのオススメです。

見積もりは3社以上で比較

見積もりを複数社からもらうメリット

3社以上の見積もりを取ると塗装面積相場観を知ることができます。

塗装面積は家の大きさから計算し、塗らない窓などを引いて割り出します。

この計算がいい加減な業者には依頼しないほうがいいです。

相場観は、その時に自分の家がいくらで塗り替えできるかを知ることです。

家の大きさ、形、材質、築年数、劣化状態などにより、全く同じ家は存在しないのでオーダーメイドの見積書が、でき上がります。

自分の家がどのような状態で、どんな塗料を塗ればいいのかを見積書で知ってください。

見積書を見比べることで「これはどういうことだろう?」気づきがあれば、担当者にどんどん質問してください。

相見積もりをするときの注意点
無理な値下げ要求は、塗料のグレードを下げたり、塗料を薄めるといった質の低下につながる場合があります。

ステ次郎

もらった見積もりで、納得できる業者を選んでください。

こちらからの要望は反映されているか

見積もりを制作するには現場調査で家の周りを細部まで調べる必要があります。

現場調査は60〜90分ぐらい。

その際に要望を伝えたほうが見積もりの精度があがります。

要望の例え

  • バルコニーも塗ってほしい
  • 長持ちする塗料で塗ってほしい
  • 見積書に塗らない箇所を明記してほしい

要望が見積書に反映されている業者を選びましょう。

見積書に不審な点はないか確認

見積もり書の例

「一式」と書かれた見積書は要注意

複数ある工程をまとめて一式と書いているため、詳細が分かりません。

中身が見えないので信用できない。

「一式」見積もりの業者には頼まないほうがいいでしょう。

ステ次郎

見積もりをもらうときに、詳細な説明をしてくれる業者が良い

誠実な営業マンを見極める

安心で信頼できる営業マンのポイント

大事な家を任せる営業マンが、誠実な対応をしてくれるか確認しましょう。

要望や質問、塗料の種類、工事方法などは営業マンが対応するので重要です。

もし営業マンに不安を覚えた場合、だいたいは不安が的中します。

職人への伝達漏れが生じたり、知識不足から使用塗料のデメリットの伝え漏れなど。

相性もありますが、営業マンを見極めるポイントがあります。

信頼できる営業マンを見極める5つのポイント

  • 連絡がつきやすく、反応が早い
  • 質問を的確に答えられる
  • 知識不足を感じない
  • 見積もりの内容を詳細に説明がある
  • メリットだけでなく、デメリットの説明がある

5つのポイントを踏まえて、営業マンのことをより知るために、質問をガンガンしていきましょう。

リフォーム瑕疵(かし)保険と工事保証内容を確認

リフォーム瑕疵保険が重要

保険や保証とは安心するためのものです。

本当に必要かどうか

リフォーム瑕疵かし保険

リフォーム瑕疵かし保険とは、リフォーム業者が登録する保険で、リフォーム完了後に第三者による検査を受けられる保険のことです。

瑕疵かしとは「キズ」「欠点」のことをいいます。

優良な業者は入ってる保険

瑕疵かし保険の登録事業者はこちらから検索できます。

リフォーム業者が登録していると

  • リフォーム後に欠陥が見つかった場合、リフォーム業者が保険を利用して修理する。
  • 工事で生じた欠陥が見つかったが、工事業者が倒産している場合、保険法人に直接保険請求できます。

業者がリフォーム瑕疵かし保険に入っていれば、こちら側にはメリットしかないです。

工事 (施工) 保証

工事保証は施工に自信があるので工事業者が独自で設けている保証です。

しかし工事業者が廃業した場合、保証は無効になる。

保証内容は様々で、塗料の種類によっても保証年数は異なります。

また、保証範囲も狭いことが多いです。

塗料メーカー保証

塗料メーカー保証とは、塗料メーカーが塗料にかけている保証です。

塗料自体の保証のため工事の保証ではないです。

塗料代金以上の保証はなく、保証がないメーカーもあります。

信頼できる業者は建設業許可証・塗装技能資格・近隣対策を見る

信頼できる業者のポイント 建設業許可が重要

建設業許可証とは

建設業許可証は500万円以上の建設工事を請け負うために必要な許可です。

国土交通省によると住宅のリフォームは、小規模な工事ほど工事件数が多い傾向にあり、平成26年度では約8割が500万円以下となっています。

外壁塗装で500万円を超える工事はほとんどないため、建設業許可証がなくとも工事はできます。

建設業許可証を発行してもらうには、ある程度の実務経験や技術力、また膨大な資料を提出する必要がありハードルが高いです。

安心感のある業者として、あったほうがいいです。

塗装技能資格とは

塗装技能士とは、塗装の知識や技術を有する国家資格です。

特級・1級・2級・3級があり、級が上がるほど資格取得が難しいので、塗装のプロフェッショナルかどうかを見極めるための判断基準になります。

特級と1級の取得は難しく、持っているだけでかなりの技術を有していると判断できる。

特級・1級があると信頼感があります。

近隣対策の確認は重要

基本的には担当者が工事前と工事後に、近隣に挨拶を行います。

施工期間中の注意事項を説明をしてもらい、何かトラブルがあった時の窓口となってくれます。

近隣挨拶を行わない業者は論外です。

近隣挨拶の確認ポイント

  • 何回挨拶に行くか
  • どこの家までを回るか
  • 一緒に挨拶をしたい場合、その旨を伝える

今後も住み続ける場所で、もし近隣住民とトラブルになれば死活問題です。

自分の身を守るためにもしっかりと業者と打合せをしてください。

施工実績を公開しているかをチェック

デザイン力のポイント

施工の質に自信があればホームページ上で施工実績を公開しています。

そこで気になる外壁塗装のデザインや色が見つかるかもしれません。

しかしIT化が遅れた業界なので、ホームページを持っていない業者も多いです。

そういった業者があやしいわけではないので、気になる業者がいれば電話で詳細を確認できます。

まとめ

この記事を読んで

「焦らずに、納得のいく業者を選ぼう」

と思ってもらえると嬉しいです。

それだけで失敗する確率はかなり減ります。

この記事で確認できる7つのポイント
  1. 時間をかけて業者選びをする
  2. どのようなリフォームをするかで塗装業者が変わる
  3. 見積もりを3社以上から取ると相場感がわかる
  4. 誠実で信用できる営業マンの見極め方
  5. リフォーム瑕疵かし保険が重要
  6. 信頼できる業者は建設業許可証・塗装技能資格・近隣対策を見る
  7. 施工実績をチェック

本当に重要な業者選びを間違えなければ、納得のいく外壁塗装に近づけます。

しかも大幅に!

いい外壁塗装をしましょう。

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