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【外壁塗装の基本】初めてでも失敗しない最低限の知識を徹底解説

「まずはこれを読む!」 外壁塗装で後悔 しないための知識
  • 外壁塗装をしようと思っているんだけど……
  • 外壁塗装ってそもそも何のためにするの?
  • 失敗しない知識を教えて!

外壁塗装・外壁リフォームの必要性は家の中と異なり分かりづらいので、雨漏りでもしない限りは生活に支障がないため、つい先延ばしにしてします。

しかし生活に支障が出るような雨漏り、シロアリ、カビが発生してしまえば外壁塗装では済みません。外壁の張替工事などの大規模なリフォームになり、外壁塗装2回分よりもより高額になる場合があります。

この記事を書いた著者

川東 治郎 (Kawahigashi Jiro)

プロフィール

詳しいプロフィール 

  • リフォーム営業を5年、施工管理を2年
  • 納得できる外壁塗装の知識を発信中
  • 「だまされる人を減らす」がコンセプト

この記事では外壁塗装する前に必要な知識と、外壁塗装の流れを解説しています。初めての外壁塗装でも失敗・後悔する確率は下がります。

結論を先に言いますが、必ず成功や満足するような裏技はありません。「時間をかけて適切な業者を選び、適切な材料適切な施工適切な価格でしてもらう」ことが失敗しないために必要です。

納得のいく外壁塗装をしたい方は最後まで読んでください。

もくじ

外壁塗装をする3つの目的

外壁塗装をすることで家をきれいにする、家を守る、家の資産向上が見込める図

家は建ったその時から劣化が始まります。外壁や屋根は、紫外線や雨風にさらされ徐々に傷ついていくので、定期的なメンテナンスで家自体が長持ちします。

外壁塗装の目的は以下になります。

  1. 見た目をよくする
  2. 躯体の保護
  3. 資産価値の向上

順番に見ていきましょう。

見た目をよくする(美観)

塗り替えることにより一番の変化を感じられるのが見た目です。新築に戻ったような、美しい外観の家を見るたびに嬉しくなります。

家の外観が汚れていたり、塗料がはがれていると暗い気持ちになります。

  • なんだか気分が下がる
  • ご近所からの目が気になる
  • 変な勧誘の業者が頻繁にくる

外壁塗装をした時に、一番変化を感じられる部分が見た目です。今までの外壁の色を変えると雰囲気も変わり、家が生まれ変わったように感じます。

家の保護

外壁塗装をして塗料を塗ることで家がコーティングさせる。それにより、雨、風、紫外線、害虫などから守ってくれる図

外壁塗装は家の劣化を防ぎ、家をコーティングして守ります。

外壁にヒビが入ったり、塗装がはがれるとそこから水が入ります。水が入ると柱である木が濡れてしまい、最終的には腐ります。

外壁塗装をする際はヒビなどの「劣化の補修」と塗装がセットで行われるため、家を長持ちさせるには重要なリフォームです。

家の外側である外壁材には防水性はありません。外壁材に塗料を塗ることで防水機能が得ることができます。年数が経つと塗料が劣化し、防水機能も低下するので外壁塗装が必要です。

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外壁塗装は家を守る大きな役割がある!

日本の家の平均寿命

各国における住宅の平均寿命
日本33年
アメリカ55年
イギリス77年
住宅を解体したときの平均築後年数の比較した。2001~2005年にかけ各国が調査したデータに基づく国土交通省の推定値(資料:国土交通省)

日本の住宅は欧米よりもはるかに短命です。

様々な要因がありますが、外壁塗装などのメンテナンス怠ってしまう老朽化も原因の一つです。

メンテナンスはお金がかかりますが、長い目で見ると安くなることが多いです。30年で何千万円もする家に建て替えるよりも、少しずつメンテナンスする方が経済的です。

外壁塗装しないと起こるトラブル

塗料は家をコーティングする塗膜になり、その膜が外壁を守り、家を守ってくれます。ほとんど家の外壁はサイディングかモルタルで頑丈そうに見えますが、塗装があるからこそ家が守られる

塗料が劣化することで見られるトラブルがあります。

  • 雨漏り
  • シロアリ
  • 火災

順番に見ていきましょう。

雨漏り

外壁のヒビのことをクラックと言い、クラックから雨水が侵入します。

外壁材の裏側には防水シートが敷き詰められているため、小さなクラック程度であれば防水シートが防いでくれます

防水シートはクギや、大きいホッチキス針のようなタッカーで留められ、初めから小さい穴が空いています。

防水シートは新築時から穴だらけですので、小さいクラックでも安心はできないです。

防水シートは完ぺきではない

シロアリ

シロアリにとって湿った木材と液状の水があり、湿度の高い場所は最高に快適です。雨漏りしていたり、湿度が高い家は大好物です。

シロアリは柱などの木材を食べられて、家の躯体を弱らせてしまいます。

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進行すると耐震構造の問題がでて危険です

火災

水の侵入により漏電を引き起こし、漏電が原因の火災が起こる可能性があります。電気回路の経年劣化により、水に触れることが考えられます。

漏電による火災の93%は築年数10年以上

築年数10年以上だから「今すぐ塗り替えしないと」と急がなくても大丈夫です。しかし、10年というのは1度考える目安にして下さい。

雨漏り、シロアリ、火災のトラブルが起こると、高額で大規模な工事が必要になる。

資産価値の向上

同じ築年数でも定期的にメンテナンスされている家は、メンテナンスされていない家よりも資産価値が高いです。

家を貸したり、売ったりする際に資産価値は大きく影響します。

長く住むつもりがなくとも「見た目が美しい」「躯体も丈夫」であれば少なくともお金をかけて取り壊すこともなくなります。

同じお金を使うなら壊すよりも、リノベーションして次の人に使用してもらいたい。

外壁塗装をする際の目的をもう少し具体化したい方は下記の記事がおすすめです。

外壁塗装の目的を明確化する方法

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外壁塗装業者の選び方

外壁塗装の9割以上は業者選びで決まります。大げさではなく業者選びに一番時間と力を入れるべきです。

良い業者さえ見つかれば、ほとんど外壁塗装を失敗することはありません。

最低限抑えてもらいたい外壁塗装業者の選び方は3つです。

  1. 訪問営業の業者をは契約しない
  2. 複数の業者に見積もりをもらう
  3. 時間をかけて業者を確かめる

外壁塗装はすごく手抜きのしやすい工事のためトラブルが多いです。もし、業者選びに失敗すると、どんなにこだわって決めた色やデザインも、不便だった工事期間も、お金も水の泡。

外壁塗装は100万円前後の大金が必要なリフォームです。失敗しない業者選びを順番に見ていきましょう。

訪問販売とは契約しない

国民生活センターが運営するPIO-NETに登録された、訪問販売によるリフォーム工事相談件数の推移が以下になります。

年度2018201920202021
相談件数7,2238,0018,7809,734
※ここでは、「屋根工事」「壁工事」「増改築工事」「塗装工事」「内装工事」の合計を「リフォーム工事」としています。
出典(行政独立法人 国民生活センター

国民生活センターに寄せられた「訪問販売によるリフォーム工事・点検商法」の相談件数は、2022年で1日あたり約26件です。

訪問販売がすべて悪質ではないですが、言葉巧みにセールスされると外壁塗装のことを分からずに契約してしまいます。かなり上手にこちらの気分をよくさせて、特別感を演出してきます。

契約してからは、様々な追加工事の料金を取られたり、手抜き工事をされるケースが多いので注意してください。

要注意な表現

不安をあおる表現

  家がダメになりますよ
このヒビから雨漏りします
放っておくと大変です

あなただけに特別表現 今日決めてもらえば特別価格に

  キャンペーン期間中なので
モニター価格で

誇大表現

  半永久的に塗り替えはいりません
30年保証します

悪質な訪問営業は不安を煽って契約を迫ってきます。

契約するとマージンを取り、安い値段で下請けの塗装業者に依頼します。安い値段で発注された塗装業者は、利益を抜くと適切な工事ができる金額が残らなくなり、手抜き工事が行われます。

訪問業者とは契約しないほうが良い

手抜き工事とは

手抜き工事をしていても、塗りたては新築に蘇ったようになるので気が付きにくいです。

主な手抜き工事は下記のリストです。

  • 塗装前の洗浄を適当に済ませる
  • 古いシーリングを取らずに、重ねるようにシーリングする
  • 塗料を水で薄める
  • 十分な乾燥する前に上塗り
  • 通常は3度塗りのところを2度塗りにする

手抜き工事をされると、耐用年数15年の塗料が下処理が甘いために3年で剥がれてきたりします。塗装直後はプロでも見分けることがむずかしいです。

複数の業者から見積もりをもらう

複数の業者の見積もりをもらうことで、家の外壁塗装の相場が分かります。外壁塗装の見積もりは家の大きさ、形、塗装面積、劣化状況によって異なります。なので、あなたの家のために作成された、オーダーメイドの見積書です。

見積書を見比べないとあなたの家に合った工事内容が適正なのか分かりません。

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時間をかけて見積書を見比べることが重要

見積書を見比べることで疑問に思うことが出てきます。

  • なぜ塗装面積が違うのか?
  • なぜ塗料の種類が違うのか?
  • なぜ塗装の回数が違うのか?

分からないことは業者に質問することで、業者の対応も確認できます。

75.7%の人は見積もり件数1社

グラフは公益財団法人住宅リフォーム・紛争処理支援センターへ「リフォーム工事が妥当なのか」を契約前に相談している方の割合になります。

相談者の75.7%は1社からしか見積もりをもらっていません。複数社から見積もりをもらい、見比べることで分かることがあります。

  • 外壁塗装の相場
  • 家の塗装面積
  • 業者の対応

複数の業者から見積もりをもらうのは「めんどう」ですよね。良い業者に初めから依頼できれば問題ないのですが、失敗しないためには複数業者を見比べることが重要です。

時間をかけて業者を確かめる

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焦って契約してしまうと良いことはありません。

気になっている業者や見積もりをもらった業者について、口コミや評判を調べてください。

めんどうで時間がかかりますが、100万円前後の大金を使ったリフォームです。100万円に見合った工事をしてもらわないと後悔します。どうせなら、時間をかけて納得した塗装業者に工事をしてもらってください。

1回の問い合わせで複数の外壁塗装から見積もりがもらえる一括見積もりサイトがあります。良いサイトを使えば外壁塗装で失敗する確率は下がります。下記がおすすめの記事なります。

外壁塗装サイトおすすめ7社を解説【37社比較】

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リフォーム業界は多重構造で成り立っている

ハウスメーカーや工務店、リフォーム会社のほとんどは自社で職人を雇っていません。外壁塗装の工事依頼があった場合は、塗装業者に工事の依頼をします。

ハウスメーカーや工務店など、お客さんから直接依頼を受けた業者を元請け会社といいます。元請け会社から工事の依頼を受けた会社が下請け会社です。

下請け会社が「忙しくて手が空かない」などの理由で工事ができない場合、違う会社に工事を依頼し、依頼を受けた会社を2次下請け会社(孫請け会社)といいます。

このような構造になっているからこそ問題が生じます。

中間マージン(中抜き)がある

元請けから下請け会社に依頼されることで、中間マージン(中抜き)が行われている図

元請け会社から下請け会社、下請け会社から孫請け会社に仕事が依頼されていく際に、マージンが発生します。

マージンには仲介料や管理費等が含まれています。

例えば100万円で契約した工事の場合、
元請けがマージンとして20万円を受けとり
下請けがマージンを15万円受けとる
すると孫請け会社は65万円で仕事を行うことになります。

孫請け会社は今後の付き合いもあるので65万円の仕事を請け負ったが、赤字になるので手抜き工事をしてしまう可能性があります。

これはあくまで例ですが、多重構造で工事が行われることがあります。

外壁塗装だけなのか、屋根塗装、外壁の張り替え工事を含め、どれぐらいの規模の工事をするのかで依頼する会社が変わってきます。

各塗装業者のメリット・デメリット

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各塗装業者メリットデメリット
ハウスメーカー・自宅の構造を理解しているので安心感がある
・保証など安定感がある
・施工は下請け業者が行う
・代金がもっとも高額にになる
工務店・ハウスメーカーよりは距離感が近い
・家のことは何でも引き受けてもらえる
・ほとんどの施工は下請け業者が行う
・保証やアフターメンテナンスなどの質にバラツキがある
リフォーム会社・内外装すべてのリフォームを一手に引き受けてくれる
・様々な修繕工事を行える
・施工は下請け業者が行う
・代金が高額になる
塗装専門店専門知識が高い
金額を抑えることができる
・地域密着である
・専門店を名乗りつつ、施工は下請け業者が行うことがある
・規模が小さく、見つけづらい
塗装以外の仕事に弱い
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自分にあった業者を選ぶのがポイント

とは言ってもそれが難しい。

時間をかけて適切な業者を選び、適切な材料適切な施工適切な価格でしてもらう為にも最低限の知識が必要です。

下記の記事で、各業者について詳しく解説しています。

外壁塗装の業者はどこを選べば正解?【専門業者がおすすめ】

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外壁塗装で得をする方法

より経済的に外壁塗装をしたいとおもいます。

目の前の外壁塗装を安くするか、30年間の視点から総合的に安くするかで業者や使用する塗料が変わっていきます。

使用する塗料などにより工事の耐用年数が変わってきます。

耐用年数15年の工事が1回120万円の場合、30年間で塗装回数は2回。合計240万円

耐用年数10年の工事が1回100万円の場合、30年間で塗装回数は3回。合計300万円

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30年間で60万円の差になります

とりあえず目の前の工事を安くすると、長い目でみると損する場合があります。

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外壁塗装の目安となる耐用年数

外壁塗装の一般的な目安は10年といわれています。

これは塗料の防水機能が約10年で十分に発揮できなくなります。家の立地や環境によっても変わるのであくまで目安。

外壁に関係する耐久年数を表でまとめています。

  • 塗料の耐久年数
  • 外壁材の耐久年数
  • シーリング材の耐久年数
  • 屋根材の耐久年数

順番に見ていきましょう。

塗料の種類と耐久年数

塗料の種類耐用年数特徴
アクリル系塗料5~8年・耐久性が低く汚れやすいため、最近ではほとんど使用されていない。
・新築時の塗料として使用されていることがある
ウレタン系塗料8~10年・アクリル塗料と比較すると耐久度に優れている
・最近はシリコン系が人気のため、使用頻度は低い
シリコン系塗料8~15年・住宅の屋根・外壁の塗り替えで主流となっている
・ウレタン系よりも耐久性、防カビ性、防汚性が優れている
ラジカル系塗料12~15年・2012年に発売されたしい塗料
・シリコン系と並び、コストも低い
フッ素系塗料15年~20年・耐用年数は抜群に高い
・コストが高い

塗料の種類が一緒でも耐久年数に開きがあるのは、同じシリコン系でも1缶1万円以下のものから5万円以上のものまであります。シリコンの含有率が多いほど耐久性は増しますが、コストも上がる。

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同じ種類の塗料でも、値段も性能もピンキリ

塗り替えの場合は外壁の劣化状況や、環境により変わるので耐久年数はあくまで目安です。

塗料について詳しく知りたい方は下記の記事がおすすめ

【塗料の見分け方】価格と性能を理解して外壁塗装をしよう

外壁材の種類と耐用年数

外壁材とは家の外壁に使われている部材のことを言います。現在は新築の7割以上はサイディングボードが使用されています。

外壁材の耐用年数は定期的な塗り替えや、補修などのメンテナンスをすることを前提に考えられた年数です。

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外壁材塗装目安耐用年数
金属系サイディングボード10~15年40年
窯業系サイディングボード 7~8年40年
モルタル 8年~15年 30年
ACLパネル 10年~15年 40年
コンクリート壁 10年~15年 100年

塗装目安は塗料の種類により異なるため、あくまで目安として考えてください。

耐用年数も目安ではありますがこれぐらいになると、かなり劣化が見られることがあります。形あるものはいずれは劣化していくので、劣化の進行を遅くさせるためにも外壁塗装が重要になります。

シーリングの耐久年数

シーリングとは、サイディング材の間にあるゴムっぽい弾力のある物のことです。

シーリングの耐久年数は7年〜10年で、経年劣化による機能の低下により、ひび割れをおこしたりします。

「ひび割れ」や「剥がれ」が起きると、雨水が外壁材の内部に侵入する可能性があるので要注意。

屋根の耐久年数

屋根は外壁以上に紫外線や雨の影響をダイレクトに受ける場所になるので、外壁塗装を検討する際に点検をしてもらうのがオススメです。

外壁塗装と一緒にメンテナンスを検討することで、足場費用を抑えられるメリットがあります。

外壁と屋根は一緒に塗装する方がお得

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屋根材点検目安耐用年数
スレート屋根 7~8年 15~25年
アスファルトシングル10~15年 20~30年
トタン10~15年10~20年
ガルバリウム鋼板20~30 年20~30年
セメント瓦10~15 年30~40年
粘土瓦(日本瓦)20~30 年50~100年
防水シート(ルーフィング) 20~30 年20~30年
野地板20~30 年20~30年

野地板の上に防水シートを敷き、その上に屋根材を施工します。

粘土瓦の耐用年数は50〜100年なので、粘土瓦は問題なくとも先に、野地板と防水シートの張り替えが必要になる。

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外壁の劣化をチェックする5つのポイント

チョーキング、変色、ひび割れ、シーリングのひび割れ、塗料のはがれをまずは見る

いずれも自己チェックできる劣化のサイン。

同じ家でも南向きのほうが劣化が早いこともあります。

劣化の確認チェックリスト
  • 外壁の表面を触るとチョークのような白い粉がつく(チョーキング)
  • 変色やさび、カビ、コケが見られる
  • ひび割れ(クラック)が見られる
  • シーリング材のひび割れなどの劣化
  • 塗装の膨れ、はがれがある

このような症状を見逃さず、外壁塗装の検討をしましょう。

ただし焦って早急に業者を決めてしまうと失敗する可能性が高まるので、時間をかけて検討できるように自己チェックが必要です。

よく晴れて1日中太陽にさらされる場所や、台風のような強い雨風が多い地域、1年の多くが雪が積もっているような寒い地域のように様々な環境下に家は置かれます。

また一軒の家でも南側と北側でも状態が異なる。

状況により塗料の機能が低下するスピードは様々なので、自分で外壁の状態をチェックすることが重要です。

外壁の状態を詳しく知りたい方は、下記の記事がおすすめ。
【画像付きで解説】外壁の劣化と塗装の時期がわかるチェックシートを公開

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外壁塗装の「現地調査~着工」までの4ステップ

外壁塗装をするために、業者に見積もり依頼をすると現地調査が行われます。

現地調査~契約をするまでの流れを解説していきます。

  1. 見積もり
  2. 現地調査
  3. 契約
  4. 打ち合わせ

順番に解説していきます。

現地調査

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現地調査なしでは正確な提案と見積もりができません。

一緒に家を確認をすると、家の状態が分かり、業者が提案する内容が理解しやすくなります。現地調査の時に気になることや不安に思っていることをしっかり伝えてください。

希望を伝えることで、見積書に反映してもらえる

業者が適切な対応をしてくれるかも分かり、工事後のトラブルを避けるため、保証の有無も確認しておくと安心です。

見積もり

外壁塗装の見積もり

見積もりは3社以上の業者からもらい見比べてください。

相見積もりをすることにより、あなたの家にとっての適切な材料と適切な金額が把握できます。あなたの家は1つとして同じものはありません。外壁塗装の見積書は「あなた」のためのオーダーメイドなので、見比べる対象があなたの家の見積書だけです。

ただし互いの業者に値段を競わせて、強引な値下げ要求は絶対にダメです。

業者も利益を確保したいので、手抜き工事をすることになります。

  • 塗料のグレードを下げる
  • 本来するべき補修工事をしない
  • 工期を無理に短くする
  • 工程を無視した塗装をするなど
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手抜き工事では塗料がすぐに剥がれたりします

見積もりだけで業者の良し悪しを判断するのは難しいですが、着工してからでは手遅れになってしまいます。

見積もりからわかることをカンタンに説明します。

「一式」と書かれた見積書はダメ

大幅な値引きや、「一式」と書かれた見積書は悪い

一式と多用されている見積もりは信用できません。

あいまいな表現を使い、何をどれくらい使用するかが分からないので、後になって工事をしてもらえると思っていた箇所が「それは追加工事です」と言われたりします。

また上の表にはないですが、キャンペーン価格期間限定値引きなども怪しいです。

もともと高い見積もりを出して、あたかも大幅な値引きをしているように見せている

専門的な単語が並ぶ見積もりはかなり分かりにくいので、値引き額や合計金額に目がいってしまいます。

値段だけ見て工事を依頼するのではなく、総合的に判断をして外壁塗装をしてください。

塗装面積の計算式

塗装面積とは外壁に塗装をする総面積のことをいいます。

「どうせ塗装面積なんて分からないだろう」と面積を水増しされる可能性があります。

総面積は計算で分かります。

家の延べ床面積(坪) × 3.3 = 家の延床面積(㎡)
家の延べ床面積(㎡) × 1.1〜1.4(係数) = 総面積

で求められます。

例えば延べ床面積が30坪の場合

平米をもとめる 30坪×3.3=99㎡(平米)
総面積をもとめる 99㎡(平米)×1.1~1.4=108.9㎡~138.6㎡

よって108.9㎡~138.6㎡になります。

それより窓や玄関、開口部などの塗装しない面積を引いたものが塗装面積となります。

複数社の相見積を見比べるとだいたいの塗装面積が分かります。塗装面積が極端に異なる業者には「なぜこの塗装面積になったのか?」を質問してください。

工程ごとの単価相場

業者により単価が異なりますが、大体の目安を知っておくことが自己防衛につながります。

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種類単位相場特徴
足場600~900円種類により変わる
高圧洗浄200円~300円バイオ高圧洗浄などは高くなる
下塗り600円~1,200円
中塗り・上塗り1000円~5000円中塗りと上塗りは同じ塗料を使用することがある

おおまかに把握することで、信用できる業者を選ぶ目安になります。

支払方法は基本的には全額後払いが好ましいです。しかし、業者により支払方法は異なるので確認する必要があります。

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全額先払いは絶対にしないでください

持ち逃げされる可能性があるので。

納得のいく業者がいれば契約にすすみます。

契約

契約書では以下のことを確認してください。

  • 工事名
  • 場所
  • 工期      一般的には7〜10日ですが、天候・時期により変わることがあります。
  • 契約金額
  • 支払い条件   全額後払いが望ましい
  • 正式な見積書  塗装面積と工程ごとの単価が適正か
  • 保証内容    保証内容と保証期間、口約束したものが記載されているか
  • 契約日
  • 捺印

契約時に明記されていないことがあれば業者にしっかり伝えてください。これも後のトラブルを避けるために必要です。

トラブルを事前に避けることで、工事する側も楽になるので双方にメリットがあります。

契約が終われば「打ち合わせ」にすすみます。

打合せ

打ち合わせでは主に色を決めることと、相互の認識のズレをなくしていく作業です。

もちろん塗装をしてもらえると思っている箇所でも、実際はやってもらえず「追加工事」が発生したりはよくあります。細かなことでも確認を怠るとトラブルの一因になります。

付帯部分の工事は特に多いので塗装する箇所だけでなく、塗装しない箇所も書面に記してしてもらうようにしてください。

付帯部とは外壁・屋根以外の「雨どい」や「ベランダの床」などのことをです。

「付帯部」についてもっと詳しく知りたい方は下記の記事で詳しく説明しています。

【付帯部の塗装は重要】相場と塗れない箇所・材質を知ってトラブル回避

着工後の塗装をしているときに、補修すべき箇所が見つかる場合もあります。そういった料金が発生する追加工事はどのようなものがあるかも聞いてください。

塗料の打合せ

塗料の種類と色を決めます。

塗料は耐用年数や機能に着目

遮熱、防水、防カビ、防汚などのさまざまな機能がある塗料があり、塗料により家の悩みが解決する可能性があります。

家によって適切な塗料が変わるので、プロである業者と相談して適切な塗料を選ぶことが失敗しないコツです。色はおおまかなイメージを固めてから打合せをしたほうがスムーズです。

サンプルから色を選ぶ際に、サンプルは小さく、家の表面積が大きいので見え方が違ってきます。

薄い色はより薄く、濃い色はより濃く見えるので色の特性を踏まえて決めてください。

最近では3Dシミュレーションを使って、塗装後のイメージを確認してもらえ業者もいます。

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工事の流れ 8ステップ

施工期間は時期や天候によって左右されますが、約2〜3週間です。

工事の手順を事前に知ることで、全体のイメージができ、安心感があります。塗装の仕上がりと近隣住民とのトラブルを避けるために、正しい手順で工事が行われているのを確認することが大切です。

STEP
ご近所への挨拶

施工中のご迷惑とお詫びを兼ねて、作業中に何かあった時の窓口となる工事担当者があいさつ回りをします。

工事中は足場組み立て時の「騒音」や「清掃水の飛散」「塗料が飛散」があるので、工事担当者に施工期間中の注意事項と回避策を説明してもらいましょう。

挨拶をしっかりしないとトラブルの原因になるので、業者に「あいさつ回り」についてどのようなことをするのかを事前に確認しましょう。

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ご近所トラブルは、今後の生活の質を左右する可能性があります

STEP
足場組立と養生

外壁塗装は高所作業のため足場を組みます。足場にメッシュネット覆うことで、高圧洗浄で使用する水や塗料の飛散を防止。

足場の組み立ては騒音が鳴ります

STEP
洗浄

汚れや古い塗料、コケなどを専用の高圧洗浄機で落とします。

高圧洗浄で外壁をきれいにしておかないと、汚れの上から塗装することになり、塗料の耐久年数より早く剥がれてしまいます。

外壁が目で見てキレイになっているかを確認

STEP
養生・下地処理

塗料がついてはいけないところに養生します。

下処理は適切に塗装するために、凹凸をなくし表面を滑らかにするのが目的です。ひび割れの補修や、サビ止めの塗布などをすることで、これからと塗る塗料の性能が十分に発揮できます。

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キレイで長持ちする秘訣は丁寧な下地処理にあり。

場合によっては洗浄より先にシーリングを行います。

サビや浮いている箇所をしっかりと取り除けているかを確認

STEP
塗装

基本は3回塗装です。

下塗り→中塗り→上塗りの順で行います。

下塗りは外壁と塗料(中塗り・上塗り)の密着を良くするためのもので、色は仕上がりとは全く異なる場合があるので注意です。

中塗り、上塗りでムラなく厚みをつけて、塗料本来の性能が発揮できるようにします。

塗料によって塗る回数は違うので事前に確認しましょう。

STEP
付帯部分の塗装

外壁や屋根以外の雨どいや雨戸、通気口、鼻隠し、シャッターボックスなどをいいます。

基本2回塗りで外壁よりも劣化が早いのでワンランク上の塗料がオススメ。

どこを施行して、どこを施工しないかをしっかり確認し明記してもらう。付帯部分は施工してもらえると思っていた箇所がされていないトラブルが多い。

付帯部について詳しく写真付きで解説している記事があります。

STEP
点検・養生解体・掃除

担当者と見積書、契約書、仕様書と照らし合わせて点検をしていきます。

  • 塗り残しや色ムラがないか
  • 塗るべき箇所が塗られているか
  • 塗らない予定の箇所が塗られていないか

問題がなければ工事は終了です。

STEP
ご近所への挨拶

工事終了を伝える。

以上が外壁塗装工事の流れになります。

洗濯物が干せない期間や、窓が開けられない期間があり、家により異なるため事前に確認をしてください。

外壁塗装をしようと考えたとき~工事終了までを網羅もうら的に解説している記事が下記になります。

【外壁塗装の基本】塗装を考えた時から工事終了までの流れを解説

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塗装工事に適した季節

塗料は条件を満たさない環境で作業すると、性能が十分に発揮できません。

条件
  • 気温 5℃以上
  • 湿度 85%以下
  • 強風、雨、積雪がない

条件を満たしやすい春と秋は繁忙期のため、思うような日程で工事開始できないことがあります。条件を満たしにくい夏と冬は閑散期のため、値引きしてもらいやすくなりますが、工期が長くなる可能性が大きいです。

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時期オススメ度特徴
春 3~5月雨が少なく空気が乾燥しているため塗料の乾きが早い
梅雨 6月頃雨が多く、湿度が高いため塗料が乾きにくいため、工期が伸びる
夏 7~8月気温が高く塗料が乾きやすいが、雨が多いので工期が伸びやすい
秋9月~11月空気が乾燥しやすいため塗料の乾きが早いが、台風の影響で工期が伸びやすい
冬12月~2月塗料の凍結、機能低下が生じる可能性アリ

   

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外壁塗装のまとめ

この記事では失敗しないための外壁塗装の知識をお伝えしました。

  • まだ塗り替えは早いかな?
  • そろそろ考えていこうか
  • とりあえず家の状態を見てもらおう

自ら考え適切な行動がとれるようになれば、無駄なトラブルに巻き込まれることもなくなります。

外壁塗装で「成功した」という話はあまり聞きませんが、「失敗した」という言葉はよく聞きます。外壁塗装や業者についてしっかりと調べ、納得のいく外壁塗装をしてください。

この記事で確認できること
  • 外壁塗装の目的は「美観」「躯体の保護」「資産価値の向上」
  • 塗装業者の選び方
  • 塗料、外壁材、屋根の耐久年数
  • 現地調査から工事終了までの流れ

まずはじっくりと業者を選ぶことが大切です。

「時間をかけて適切な業者を選び、適切な材料適切な施工適切な価格でしてもらう」ことが失敗しないために必要です。

業者の言われるがままではなく、自から行動をしましょう。

当サイトで37社の外壁塗装サイトを比較・検証し、1番点数の高かったサイトが「外壁塗装パートナーズ」です。

優良企業しか加盟できないシステムなので、業者をわざわざ探す手間が省けます。

川東治郎

外壁塗装パートナーズは、現時点で私が一番おすすめする見積もりサイトです。

紹介は最大5社までなどの、デメリットもあります。そこを許容できるのであれば「外壁塗装パートナーズ」は安心して使うことのできるサイトです。

  • 加盟店の審査基準が厳しいので優良店が多い
  • 気が進まない「お断り連絡」や「日程調整」を代行してくれる
  • アドバイザーが見積書をチェックや相談にのってくれる

外壁塗装パートナーズに関して詳しく説明している記事は下記になります。

【2022年版】外壁塗装パートナーズの口コミ・特徴を徹底解説

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