外壁を塗装する回数は多いほうが良い?基本は3回塗りだが例外も…

  • 外壁塗装って3回塗りが正しいってほんと?
  • 4回塗り以上のほうが丈夫そうでよさそうだけどどうよ?
  • 手抜き工事されて損をしたくない!

外壁の塗装回数の知識不足で、手抜き工事されて損をするのではないかという漠然とした不安があると思います。

当記事で解説するのは外壁塗装の基本が3回塗りの理由と手抜き工事の対策です。

私はリフォーム営業と施工管理をしていましたが、いい業者も悪い業者も見てきました。

外壁塗装の基本は3回塗りです。しかし例外で、2回塗りや4回塗りがいい場合があります。

オオハシさん

ほなどうしたらいいん?

川東治郎

とりあえず外壁塗装では3回塗りが基本と覚えてください。

この記事を書いた著者
ステ次郎の自己紹介

川東 治郎

詳しいプロフィール

プロフィール

  • リフォーム営業を5年、施工管理を2年
  • 納得できる外壁塗装の知識を発信中
  • 「だまされる人を減らす」がコンセプト
もくじ

外壁塗装で3回塗りが基本の理由

下塗り、中塗り、上塗りの間にしっかり乾燥させることと、それぞれの役割を図解で説明

外壁を塗装するのに塗料を3回に分けて塗ることを3回塗りと言います。

3回塗りする理由は塗料に厚みを持たせて、外壁を保護する力を高めるためです。

3回の内訳は下塗り(1回目)→乾燥→中塗り(2回目)→乾燥→上塗りの順序で行います。

しっかりと乾燥させて次の工程に移ることで、塗料本来の機能が発揮できます。また、下塗り、中塗り、上塗りはそれぞれに役割があります。

機能とはある物が本来備えている働き

https://www.weblio.jp/content/%E6%A9%9F%E8%83%BD

なぜ3回塗りをするのか?

オオハシさん

3回塗るのは何でなん?

川東治郎

下塗り、中塗り、上塗りにそれぞれの役割があるからです。

先に結論から言います。

  • 下塗り 外壁と塗料をくっつける接着剤のような役割
  • 中塗り 上塗りをきれいにに仕上げるための下地の役割
  • 上塗り 耐久性や防水性などの保護機能を高める役割

下塗り剤は「プライマー」や「フィラー」と呼ばれるものを使用します。

中塗りと上塗りは「塗料」を使用します。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

下塗りの役割

下塗りは主に外壁と塗料をくっつける接着剤のような役割を果たします。下塗りが不十分な場合、塗料がはがれやすく、耐用年数が10年の塗料でも5年以内で劣化症状が現れます。

下塗りが外壁塗装の質を左右する

他にも、凹凸のある外壁を平らに整える役割もあります。整えることにより、中塗り以降の塗装がしやすくなり、機能を十分に発揮できる下地になります。

中塗りの役割

中塗りは上塗りと同じ塗料を使用し、上塗りの下地のような役割をします。

塗料が乾燥する際に収縮が起きるので、ひび割れや目に見えない空気穴が生じます。どんなに丁寧に塗っても生じてしまうので、3回目の上塗りが必要です。

上塗りの役割

中塗りで生じた細かい塗り残しがあった場合、上塗りでカバーします。

仕上げ塗料(中塗り・上塗り)を2回塗ることで塗装膜に厚みを持たせることで、耐久性や防水性などの塗料機能を充分に発揮します。

塗料メーカーのWEBカタログで塗料の塗り回数を確認する方法

外壁塗装で使用する塗料は、メーカーによって定められた塗膜の厚みや塗り回数を守ることで塗料本来の機能が発揮されます。

ただ塗るだけではなく、メーカーによって定められた塗膜の厚みや塗り回数を守ることが重要です。

メーカーのホームページやカタログを見て「3回塗りで本当に大丈夫?」のような不安や心配事がなくなります。

「自社独自の特別な塗料なのでホームページがない」と言う業者もいます。そういった信用のできない塗料は使わないほうがいい

例1.日本ペイント「パーフェクトトップ」

下塗り1回+上塗り2回で3回塗りと、1回の塗装で1㎡あたり0.11〜0.17kg(110g〜170g)が適切の解説図

最近ではよく使用されている日本ペイントの「パーフェクトトップ」について見ていきます。

カタログのURLはコチラ

耐用年数は立地にもよりますが10〜15年と言われています。

下塗り1回+上塗り2回で3回塗りをメーカーが推奨しています。

使用量(㎏/㎡/回)は1回の塗装で1㎡(1m×1m)あたり〇kgの塗料を使うのがいいですよってやつです。

パーフェクトトップでは1回の塗装で1㎡あたり0.11〜0.17kg(110g〜170g)使うと機能を発揮します。

ちなみに、パーフェクトトップの機能は防藻、防かび、高耐候性です。

例2.関西ペイント「アレスダイナミックTOP」

下塗り1回+上塗り2回で3回塗りと、1回の塗装で1㎡あたり0.12~0.14㎏(120g〜140g)が適切の解説図

人気塗料の関西ペイントの「アレスダイナミックTOP」についてです。

カタログのURLはコチラ

耐用年数は、促進耐候性試験により15年と発表されています。

促進耐候性試験とは、人工的に太陽光・温度・湿度・降雨などの屋内外の条件を作り出し、劣化具合を図る試験

下塗り1回+上塗り2回で3回塗りをメーカーが推奨しています。

機能は高耐候性、超低汚染性、防かび・防藻性です。

例3.ロックペイント「ハイパービルロックセラ」

下塗り1回+上塗り2回で3回塗りをメーカーが推奨して、1回の塗装で1㎡あたり0.12~0.18㎏(120g〜180g)使うと機能を発揮の解説図

こちらも人気の塗料で、ロックペイントのハイパービルロックセラです。

カタログのURLはコチラ

耐久性が高く、耐用年数が12〜15年と設定されています。

下塗り1回+上塗り2回で3回塗りをメーカーが推奨しています。

機能は高耐久性、超低汚染性、防かび・防藻性

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塗装の手抜き工事の手口と防ぐ方法

手抜き工事は、目先の利益にとらわれるから生じる。塗装回数を減らす 乾燥の時間をとらないがある。対策は塗装の色を変える 工程表を確認するを図解で説明

手抜き工事を見破るのはかなり難しいです。

特に工事終了後はプロでも判断できないこともあります。

手口を知ることで、何が手抜き工事なのかが分かり、未然にあなたの大事な家を守ることができます。

塗装に関する手抜き工事の手口

なぜ手抜き工事を行うのかは、塗装業者が「損をしたくない」「ちょっとでも利益を得たい」ためです。塗装工事直後は手抜き工事を見抜くことが難しく、判明しにくいのも原因です。

手抜き工事を防ぐには、手抜き工事の手口を知っていることを業者に促していく必要があります。

塗装に関する手抜き工事の手口は下記になります。

3回塗りの内の下塗りをしない
3回塗りの内の上塗りをしない

塗料使用量を削減して、工事日程を減らすことで人件費を削減

塗料を規定よりも薄めて塗装

塗料使用量を削減

そもそも塗料が安物

塗料の原価を削減

乾燥時間を十分にとらずに塗る
雨が降っていても塗装作業をする

工事日程を減らすことで人件費を削減

ずっと工事を見ておくことも難しいので、手抜き工事をさせない対策が必要です。

手抜き工事を未然に防ぐ対策

外壁塗装工事を1日中見張っておくわけにもいかないので、事前に対策が必要になります。

1番確実なのは、手抜き工事をしない信頼のおける業者に依頼することです。それでも対策をしておくことが安心感に繋がります。

塗料の色を変える

中塗り、上塗りの色を少し変えることにより、工程を省くことを防ぎます。

工事中に不在でも、業者に作業中の写真を撮ってもらうことで容易に確認することが可能になります。

見積書を確認する

確認するポイントは塗料のメーカー、商品名、使用量です。塗料のメーカー、商品名、使用量を書かずに「一式」と書いてある見積書は信用できません。

塗料メーカーのカタログなどで塗装に必要な使用量が書いてあるり、適量かを確認する

事前に「心配なので塗料の個数(一斗缶の数)の写真と、使用済み塗料の写真を送ってください」と話しておくことで塗料に関する手抜き工事のリスクが抑えられます。

工程表を確認する

工程表は業者にお願いすれば見せてもらえる

工程表にはいつ、どんな作業をするかが書いてあります。3回塗りをするのか、1日に2回塗りや3回塗りのような無理な工程を組んでいないかを見ることができます。

1日に2回塗ることは天候や条件によっては可能なことがあります。しかし、天候は事前に分からないので、工事日数を減らそうとしていることが分かる。

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2回塗りや4回以上塗りの場合もあるので注意

2回塗りはクリア塗料などのメーカーが 2回塗りを指定している場合、4回以上塗る場合は劣化が激しい場合と メーカーが指定している場合の説明図解

基本的には3回塗りなので、それ以外の場合は業者に質問をして、納得のいく回答を得られなければ業者を変えることも選択の一つです。

2回塗りする場合

2回塗りをするのはクリア塗料と言われる、もともとのデザインを残したまま塗装する塗料です。

下塗りはしないので、上塗り2回のみです。

4回以上塗る場合

劣化が激しい外壁材や屋根材の場合、塗料を吸収しやすくなっているため下塗りを2回行います。2回塗っても吸収する時は下塗りを3回、4回となる可能性があります。

塗料によっては、上塗りを3回以上塗ることを推奨している物もあります。定められた量と回数を塗ることで機能が十分に発揮されます。

塗料のカタログで塗装回数を確認

4回以上塗る際の注意点

4回以上塗る場合、3回塗りよりも費用が上がります。

  • 使う塗料の量が多くなる
  • 作業工程が増え、作業時間が長くなり作業賃も増加
  • 塗り回数が増えることで工期が長くなる

費用を上げる目的で4回、5回塗りを勧めてきている可能性があるので注意が必要です。

また悪い業者の中には、塗る回数が多いほど良いといった間違ったことを勧めてきます

「多く塗れば塗るほど耐久性が上がりますよ」
「多く塗ると塗装が剥がれにくくなりますよ」
「多く塗るほど性能が上がります」

塗料を厚く塗れば、雨や風に強くなる可能性があるかもしれませんが、費用に対して耐久年数が延びません。コストパフォーマンスが悪いです。

コストパフォーマンスが1番高いのが3回塗りになります。

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まとめ|外壁塗装の塗る回数は基本3回塗り

まとめでは、3回塗りがコスパ最強、手抜き工事の手口を知る、3回塗り以外のパターンもあるの説明図解

最後にこの記事で書いた内容をまとめます。

本記事でわかること
  • 外壁塗装は基本3回塗りがコスパ最強
  • メーカーカタログでの塗り回数の見かた
  • 手抜き工事の手口を対策
  • 3回塗り以外の場合と注意点

3回塗りの下塗り、中塗り、上塗りには役割があり、しっかりと塗料の厚みをつくることで塗料本来の機能が発揮されます。とは言え、2回塗りや4回塗りをする場合もあるので、適切な提案をしてくる業者か見極めましょう。

業者選びさえ間違わなければ、あとは放っておいても良い外壁塗装をしてくれます。

業者選びは納得のいくまで慎重に選んでください。、高い金額を払ってする工事なので、後悔のない外壁塗装をしましょう。

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